一般的に、加齢に伴って血圧は上昇していきます。
現在健康な人でも将来高血圧にならないように予防をしておきたいですね。
高血圧の予防のためには食生活が大切です。
栄養バランスがよい食事を心がけ、塩分をとりすぎないように注意しましょう。
塩分摂取目標量は、男性が1日6~8グラム未満、女性が1日6~7グラム未満です。
この数字を守るには、食事の塩分量を常にチェックしておかないと、油断すればすぐにオーバーしてしまうでしょう。
高血圧の予防には、果物も効果的です。
果物はカリウムを多く含んでいますので、体内のナトリウム(塩分)を排出する効果があります。
カリウムを多く含む果物は、バナナ、夏みかん、アボカド、桃などがあります。
また、キウイやバナナ、リンゴといった果物には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性食物繊維もナトリウムを排出する効果や血圧を安定させる効果がありますので、高血圧予防のため効果的です。
高血圧は自覚症状がないので自分で気づきにくいですが、動脈硬化や心筋梗塞、脳出血などの病気につながる可能性もありますので、食生活や生活習慣に気をつけて予防したいですね。
果物は糖分が多いので摂り過ぎもいけませんが、適量を食べて健康づくりに役立ててはいかがでしょうか。
なお、おいしい食事を楽しみながら、高血圧を予防・改善するコツについてはこちらを参考にしてみてください。