健診で140/90mmHg以上、あるいは家庭で血圧を測定して135/85mmHg以上の血圧が出た場合、高血圧であると判断できます。
これは、病院に通院するべきかの目安になります。
また、こういった目安となる数値が出ても、どうしても病院に通院する気が起きない場合、一ヶ月間自宅で血圧を測定して記録をつける、という方法もあります。
これでもし、一ヶ月通して高血圧の状態が続いているようであれば、やはり通院するべき目安になります。
また、こういった記録は、病院に持って行くとお医者さんが診察するときにも診断の目安になります。
高血圧で通院するべき目安は前述のとおりですが、気付いた時に早めに通院に踏み切るに越したことはありません。
よく高血圧で通院を始めると、服薬がやめられなくなるから行くのが嫌だと言われる患者さんがいらっしゃいます。
これは、薬をやめると血圧が高くなってしまうためです。
しかし、生活習慣を見なおして、改善することで、こういった問題は解決することができます。
健診で高血圧であると言われた時に、指導を受けたり、薬を飲んで、生活習慣を改めれば一生高血圧の薬を飲むことはないということを理解してください。
その上で、病院に行くことを改めて考えてみてください。