夏でも、高血圧にならないように対策をとることが大切であるということをご存知でしょうか。
「高血圧になりやすい」と聞くと、寒い冬をイメージしがちです。
しかし実は、夏でも高血圧になってしまう可能性というのが、十分にあります。
夏に高血圧になってしまう理由として、汗をよくかくからということがあります。
ではなぜ、汗をよくかくと高血圧になってしまうのでしょうか。
それは、汗をかくことによって、体に必要な水分がからだの外へと排出されてしまうからです。
血液は水分のひとつなので、水分が失われてしまうとドロドロとした血液となってしまいます。
例えば、砂遊びしている場合、水分を多く含んだ状態の方がサラサラの泥ができるでしょう。
それと同じ原理で、血液の水分が少なくなってしまうとドロドロとした血液となってしまい、流れにくくなってしまうので、血管を圧迫してしまいます。
圧迫された血管は圧力がかかるので、高血圧を引き起こす原因となってしまいます。
したがって、夏場に水分をしっかりと摂るということは、高血圧を予防するためにも必要なことなのです。
夏になると汗をかきやすいという方は、特にこまめな水分補給を行う必要があります。
また、そんなに汗っかきではないという方でも、自分でも気づかないうちに汗をかいていることがあるので、意識的に水分補給を行うことが大切です。