近年急速に増加している生活習慣病ですが、なかでも生活習慣の乱れから発症する高血圧症は心臓や腎臓に負担をかけることで、さまざまな合併症を引き起こすことが特徴の疾患です。
高血圧にならないためには、予防していくことが大切です。
今回は高血圧を予防するための栄養素をご紹介します。
高血圧には2種類あります。
生活習慣の乱れやストレスなどが原因で起こる「本態性高血圧」、もう一つは更年期や身体のどこかに異常が発生して起こる「二次性高血圧」となります。
どちらの疾患にも効果的な栄養素として最も代表的な栄養素は、カリウムです。
カリウムは食塩に含まれているナトリウムを外に排出する効果があります。
つぎにマグネシウムです。
マグネシウムは加齢や高血圧などが原因で硬くなった動脈を緩ませる効果があります。
そしてカルシウムはカルシウム不足になることで血行不良を引き起こしスムーズな血行が行えません。
そのため高血圧を予防していくためにも大切な栄養素です。
また、カテキンお茶などに含まれているカテキンの栄養素が血中のコレステロールに働きかけコレステロールの増加を予防してくれる効果があります。
この他にも高血圧の予防や改善に役立つ多数の栄養素がありますが、まずは身近な食材から身体に取り入れ予防や改善対策を行いましょう。
なお、おいしい食事を楽しみながら、高血圧を予防・改善するコツについてはこちらをご覧ください。