高血圧になってから睡眠がとりにくいということはありませんが、日頃の睡眠障害や寝ている間の呼吸状態が血圧を高くしたり、高血圧症の原因となる方は大勢います。
長い期間良い睡眠が取れないことが続くと、普通の人が寝ている間に血圧が下がるのに対し、交感神経が休まらずに血圧が下がらない状態が続き、そのまま朝を迎えてしまいます。
きちんとした睡眠をとれないないまま日中の生活を送ると、ストレスを強く感じてより血圧にとってのよくない状況が続いてしまいます。
そんな高血圧症の方が、早朝に急激に血圧が上がらないようにするために、血圧の降下薬と併用して睡眠導入薬を使われる方もいます。
この血圧降下薬については併用することでの副作用は懸念されていませんので、安心して服用することができます。
ただ、念のために医師や薬剤師に確認はしておきましょう。
また、豊かな眠りのために薬を服用する以外にも環境を整えることで睡眠導入への効果があります。
脳が睡眠状態に入りやすいように、枕やアイマスクなどの快眠グッズをつかったり、ヒーリング音楽やアロマの香りで心身のリラックス状態をつくることで、高血圧を抑制することができます。
また、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなど、薬を使わない療法も試してみてはいかがでしょうか。
なお、高血圧の方は食事にも気をつける必要があります。
高血圧を予防・改善しながら、おいしい食事を楽しみたい方はこちらをご覧ください。