高血圧の薬と立ちくらみ

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高血圧の方には、血圧が上がりすぎて状態の改善のために降圧剤という薬を服用している方もいらっしゃいます。

この薬には、強い副作用はないのですが、めまいや立ちくらみなどを起こす事があります。

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高血圧の薬がなぜ立ちくらみを起こすのかと言うと、血圧が変動することと関係があります。

これらの薬は、交感神経に働きかける、またはホルモンを分泌することで血管をひろげ、血流を良くすることにより、高血圧の改善を促します。

しかし、血圧の変動が激しいと、起立性低血圧(立った時と座った時の血圧が激しい時に起こる立ちくらみ)を起こしてしまいます。

高血圧の薬が立ちくらみを起こすきっかけになるのは、これだけではありません。

例えば、1回薬を飲み忘れたからと、2回飲んでしまう方がいらっしゃいますが、これは薬が効きすぎてしまい、血圧が下がりすぎて、低血圧を起こし、立ちくらみの原因になります。

薬は、決められた飲み方と決められた服用量を守るのが何より大切です。

きちんと薬が胃で溶けるよう、コップ1杯(150cc程度)の水かぬるま湯で飲むことも必要です。

また、飲酒したり入浴したりした前後は薬を服用するのはやめましょう。

血管がひろがっているため、薬が効きすぎてしまう事があります。

こういったことに気をつけて、高血圧の薬で立ちくらみを起こさないよう気をつけていきましょう。