一見すると、高血圧は単に血圧が高いだけのように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、高血圧をそのままにしておくと、様々な病気の原因となってしまいます。
そのひとつが不整脈です。
不整脈とは、心臓が一定のリズムで刻まれなくなってしまう状態のことをいいます。
高血圧は、心臓や血管に負担をかけてしまっている状態なので、不整脈が引き起こされる引き金となってしまいます。
不整脈が引き起こされると、心臓が突然止まってしまい、そのまま死に至るケースもあります。
したがって、普段から血圧に気を付けて、高血圧を原因とする不整脈が起こらないようにすることが大切です。
高血圧を改善するためには、2つのポイントがあります。
1つは、お薬を使って血圧を下げるというものです。
病院で高血圧症であると診断された場合、血圧の高さなどに応じて血圧を下げるための薬が処方されます。
血圧を下げるための薬を毎日飲むことによって、血圧をコントロールすることができます。
もう1つは、食事に気を付けるということです。
血圧を下げる薬だけを飲んでも、高血圧を根本的に解決することはできません。
薬を止めるとまた血圧が高い状態に戻ってしまいます。
そのようにならないために、日々の生活習慣を見直し、血圧を上げにくい食事を心がけることが必要です。