高血圧の薬を飲むようになってから痰の絡まない空咳が出る場合、それは高血圧の薬そのものが原因かもしれません。
高血圧の薬の副作用はだるさやほてりなどがよく知られていますが、薬の種類や飲む人の体質によっては空咳が出ることもあるのです。
この痰の絡まない空咳は高血圧の薬の副作用と気づかないことも多く、放置してしまうことが少なくありません。
もちろん咳は様々な理由で起こるものですが、もし高血圧の薬を飲んでいる、風邪でもないのに痰の絡まない空咳が続くといった場合は副作用が原因であることを疑ってみてください。
高血圧の薬が原因である場合、これを飲むのを止めると痰の絡まない空咳は自然に収まります。
しかし薬の服用を自己判断で止めてしまうのは問題ですから、咳が出るということをきちんと医師に伝え、どのように解決していくか相談してみましょう。
大抵は別の薬を処方してもらうことで解決できます。
また咳を止めるために勝手に市販の咳止め薬を利用するのはいけません。
副作用が原因で痰の絡まない空咳が出ている場合、咳止め薬を飲んでも治りませんし、市販薬には血圧を高くする作用を持った成分が含まれていることが考えられるため高血圧を助長してしまいます。