漫画『ワンピース』の空島編において、ワイパーというキャラクターのかっこよさは記憶に残っています。
大戦士カルガラの子孫であり、シャンディアの戦士としてエネルに挑み続けました。
そして、彼のかっこいいと思うシーンは、決して戦闘シーンではないのです。エネルに向かって「大地は敗けない」と言うシーンです。
そこには、例えエネルが強大な力を持っていても、例え自分達が倒れても、大地はエネルを上回るほどの力を持っているんだという事を宣言していたのだと思います。
ノーランドの子孫であり、数百年という時がたってなお、クリケットは空島を信じてくれている。それがとても嬉しかったと思うんです。
ルフィがエネルを倒した時に鳴り響いた約束の鐘の音色を聴きながら、ワイパーはクリケットに自分達の存在を教えたかったのだと思います。
おれ達はここにいるという言葉には、ワイパーの優しさが隠されていた気がし、そのさりげなさがかっこいいんです。は
るか昔に約束された鐘の音色は、これ以上なく華やかに聴こえた事でしょう。ワイパーのかっこいいシーンは、戦闘以外にこそあったと感じました。
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