漫画『ワンピース』には雷蔵というキャラクターが出てきます。
実に愉快な人物で、登場した時のセリフが「モテ期はこねえが無敵の忍者」です。
これを読んだ時には腹を抱えて笑ってしまいました。
加えて二頭身と思われる体型は、作者の尾田栄一郎先生が読者を笑わせようと企んでいるようにしか思えません。
しかし忍者というだけあり、見た目からは想像できないくらいに俊敏です。
しかもいわゆる「能力者」ではないようですが、煙遁の術や分身の術を使います。
それ以外にも華手裏剣といった技を繰り出すなど、戦闘に長けた能力があると思いますので、活躍がすごく楽しみです。
渋ってはいるものの、褒められてまんざらでもない顔を見せるのです。そのため、雷蔵はこの『ワンピース』の中では息抜き的な立ち位置になるのだと考えました。
ところがこの雷蔵の最大の魅力は、コミカルなだけではなかったのです。
見た目や言動とは裏腹に、心の内にはとても人間臭く熱いものを持っていました。
それはどんなに傷つけられても、敵から彼の存在を隠し通した仲間たちを見た時のシーンでわかります。
怒るべきか感謝して良いのかわからないと言って涙を流す彼を見て、一気に好きになりました。
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