魚人島編でのボスだったホーディ・ジョーンズことホーディは、魚人島の内乱の首謀者なわけですが、怨みの実態が無いというのが恐ろしかったですね。
実際に直接何か実害を受けた訳ではないホーディは、同種族が受けてきた屈辱に対し屈折した感情を持ってしまい、やがて人間という存在を無条件で怨むようになってしまいました。
実体の無い復讐への感情は大きくなり同族の王女オトヒメを亡き者にしてしまい、わかりやすい悪者の構図になっていましたね。
同情する部分は少ないけれど哀れな存在として、新しい悪役を『ワンピース』の中に提供したと思えます。
『ワンピース』ではホーディ・ジョーンズは元々軍隊に所属していた一兵の一人で特別戦闘力が高かったわけではないですが、エネルギーステロイドという国宝として収められていた伝説の丸薬を拝借したことで強靭な強さを手に入れました。
新魚人海賊団の幹部と一緒に長い反省が必要なわけですが、ホーディが心を入れ替えることは無いでしょうね。
ホーディ・ジョーンズは当人が何かされた訳ではないけれども怨みだけは持ち続けるという、何とも厄介なキャラクターですが小物なので今後も出て来ないような気がします。
魚人島の出来事は、4皇に絡んでいくルフィ達の前哨戦として痛快な話でした。
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