漫画『ワンピース』の空島編はエネルとルフィのバトル以外にも見所はたくさんありました。
空島の巨大な蛇・ウワバミのノラの涙がとても印象深かったです。
ジャヤ島にいた蛇のノラは、自分の意思とは関係なく、島と一緒に空島へと打ち上げられてしまいました。カルガラ達に可愛がられ、その愛情をいつまでも覚えていたノラは、シャンドラの鐘を探していました。
おそらく、蛇のノラにとってシャンドラの鐘を探す事こそがカルガラ達を今も想っているという、ノラなりの愛情表現だったのかもしれません。だからこそ、どうしても見つけて鳴らしたかったのではないでしょうか。
ルフィが再びシャンドラの鐘を鳴らしたあの日。
カルガラとノーランドの果たされなかった約束を思って泣いていたのでしょうか。
それとも、カルガラか嬉しそうに鐘を鳴らす姿を思い出して泣いていたのでしょうか。再び鳴り響いた鐘の音色は、ノラの心の中には2人の男の笑顔が浮かんでいたのではないでしょうか。
『ワンピース』のノラの涙は、とても綺麗な涙でした。
もう2度と会えない大好きな人の面影と、自分を呼ぶ大好きな声を思い出しながら、高らかに鳴る鐘の音色を聴いていたのだと思います。
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