盾の勇者として異世界・メルロマルクに召喚された大学生・岩谷尚文(いわたに なおふみ)を主人公とした物語『盾の勇者の成り上がり』。
盾の勇者として召喚されたにも関わらず、王女のマインに裏切られ、冤罪で強姦魔の烙印を押されてしまいます。そのため、尚文は強烈な人間不信に陥り、1人で旅をすることを決めます。
しかし、盾の勇者であるため、盾で防御はできても、攻撃することはほとんどできません。また、旅をするには色んな援護をしてくれる仲間が必要です。
そこで、奴隷商(魔物商)から亜人の少女・ラフタリアを購入し、その後同じく奴隷商(魔物商)から魔物の卵くじの卵を購入します。この卵から孵化したのが、鳥型の魔物のフィーロです。
フィーロは食欲旺盛でフィロリアルの特性上、馬車を引くことが大好きです。また、四聖勇者である尚文に育てられたことで上位種のフィロリアル・クイーンになり、金髪で背中には羽を生やした天使を彷彿とさせる少女に変身できるようになります。
この尚文たちが旅先で出会ったのが、フィトリアです。
フィトリアは世界のフィロリアルを統括する女王で、遥か昔に四聖勇者が育てた伝説のフィロリアルです。
フィロリアル体の時はフィーロよりも遥かに大きいですが、人間体はフィーロと同程度の背格好です。霊亀とタイマンで戦えるほど戦闘能力に優れています。
ただ、世界を救うには自分以上の力が必要と考えており、四聖勇者がいがみ合い、メルロマルク以外の各地の波を放置していることに呆れています。そして、場合によっては現四聖を処分して新しい四聖を召喚させようとも考えています。
また、尚文たちに同行していた、メルロマルク第二王女で王位継承権第一位のメルティを人質に取り、四聖勇者の仲間としてふさわしい力を持っているか、人型で戦うことを条件にフィーロに戦いを挑みます。
戦いはやはりフィトリアの圧倒的な優勢でしたが、フィーロが尚文、ラフタリア、メルティを助けたい想いで出した攻撃魔法がフィトリアをかすめ、フィトリアはフィーロの実力を認めます。
そして、フィーロは冠羽と祝福を与えられます。
しかし、フィトリアは謎が多い女性で尚文たちに干渉する割には、肝心な所で「昔過ぎて覚えていない」と答えたりするため、尚文は今ひとつ彼女を信用していないようです。
ただ、この後の展開には重要な情報を持つ、人物だと思われます。
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