20歳の大学生だった岩谷尚文(いわたに なおふみ)は、四聖勇者の一人、盾の勇者として異世界のメルロマルク国に召喚されますが、王女・マルティの策略で、冤罪で強姦魔の烙印を押されてしまいます。
その盾の勇者の尚文を主人公とした物語が『盾の勇者の成り上がり』です。
尚文は国中から疎外され、強烈な人間不信に陥りながらも、仕方なく1人で旅に出ます。
しかし、1人では戦えず旅も困難なため、奴隷商(魔物商)から亜人の少女・ラフタリア、そして鳥型の魔物・フィーロ(卵から孵化)を購入します。
ただ、尚文は奴隷扱いをせず、戦闘で協力したり、食事や生活面で面倒をみたりしていたので、ラフタリアとフィーロは尚文に対して高い信頼を置きます。
そうして、尚文たちは困難に遭いながらも乗り越えていくのですが、再びマルティが尚文の前に現れます。そこで、尚文を殺そうとしますが失敗に終わります。
このマルティですが、メルロマルク第一王女(マルティ=S=メルロマルク)でありながらも王位継承権第二位の王女です。妹のメルティが、王位継承権第一位となっています。
それは、マルティが度を越した贅沢と浪費を当然と考え、人を騙して陥れることを好み、最後は騙した相手に真実を告げて嘲笑うという醜悪な性格で、女王から全く信頼されなかったためです。
まあ、めっちゃわかりやすい悪役ですね(^^;)
その後も執拗に盾の勇者である尚文を殺害しようとつけまわしたり、妹のメルティを暗殺しようとしたり、尚文以外の四聖勇者を自分のいいように使い捨てたりとやりたい放題です。
これらの所業は途中まで上手くいく場合もありますが、最終的にはマルティの思惑とは外れます。
また、改心ということを知らず、どんな罰を受けても行いを改めることのない筋金入りのエゴイストで、とても好感は持てませんが、ある意味では徹底しているように思います。
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