盾の勇者として召喚されながらも、冤罪で強姦魔の烙印を押されてしまう大学生の岩谷尚文(いわたに なおふみ)の旅を描いた物語『盾の勇者の成り上がり』。
強烈な人間不信に陥りますが、奴隷商(魔物商)から購入した亜人の少女・ラフタリアと鳥型の魔物・フィーロによって心境に変化が出てきます。
尚文はラフタリアとフィーロを奴隷扱いせず、仲間として戦闘で協力したり、食事を分け合ったりしていました。なので、尚文に対する信頼は高く、ラフタリアとフィーロはどちらも明るい性格なので、尚文も心を許すようになっていきます。
その旅先で出会うことになったのが、亜人排斥派の貴族・イドルです。イドルはかつてラフタリアやラフタリアの幼馴染のリファナやキールを奴隷として買い、ラフタリアとリファナを同じ牢に閉じ込めていました。
イドルは亜人奴隷の拷問を趣味としていたので、ラフタリアとリファナは傷つけられ、弱っていきます。でも、いつかは助かるとお互いを励まし合っていました。
しかし、ラフタリアや盾の勇者の尚文が救出に来たときには、キールは助けられたものの、リファナはすでに亡くなっていました。遺体は屋敷の地下牢にそのまま放置され、骨だけの姿になっていました。それを見たラフタリアは声を上げて、泣き叫びます。
その後、ラフタリアによって引き取られ、埋葬されています。
このリファナの件は、ラフタリアの心に大きな傷を残すと共に、この世界の歪んだ構造を象徴するものになっていると思います。
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