高血圧の初期症状として鼻血や頭痛、貧血、めまいなどが現れます。
また、高血圧の症状を抑える降圧剤を服用している方も、鼻血は要注意です。
鼻血がいったん出始めると、薬の作用が止血を防いでしまい、大量に出血してなかなか止まらないそうです。
この状態が改善されずにだんだん症状が進んでいくと、むくみや足のしびれなどがでてきて今度は脳出血や脳梗塞といった重大な病気を引き起こす可能性があります。
鼻血や貧血、むくみなどは他の病気の症状と間違えやすく、見過ごされがちです。
高血圧で鼻血などが出た場合は、身体からのひとつの警告と思ってもいいかもしれません。
塩分や糖分の高い食事やアルコール類の摂取が多いかたは、要注意です。血圧の上昇の原因となっています。
血圧が140-90以上で頭痛がひどい、といった場合、高血圧の治療の対象となります。
高血圧と診断されたら早めに生活習慣や食事療法を始めることが大切です。
具体的には塩分は1日6gまで、りんごや春菊といった血圧を下げる効果がある食材を使った食事がよいでしょう。
きのこや昆布などの旨み成分で減塩をすれば満足感のある食事献立となります。
イカやあじなども低カロリーで血液の流れをよくする成分がふくまれています。
季節の旬の食材を使って食事を楽しみながら体をコントロールしていけるとよいですね。
なお、高血圧を改善しながら、美味しい食事を食べたいと感じている方はこちらをご覧ください。