高血圧@運動不足はなぜ悪い?

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高血圧になると、まず食生活の改善に取り組むことが大切ですが、運動不足も高血圧を招きますから、身体を動かすことも忘れてはいけません。

なぜ、運動不足になると高血圧になりやすくなるのでしょうか。

悩む 女性

適度な運動には、普段の生活の中での血圧や脈拍が上がるのを抑える効果があります。

中でも有酸素運動を継続して行うと、心臓や肺を鍛えることができ、全身の血液の循環をよくすることができますから、高血圧になりにくい身体を作ることができます。

逆に考えると、運動不足は心臓や肺を弱らせてしまうことになりますので、高血圧になりやすい身体になってしまうのです。

また、運動不足は動脈硬化を招く原因にもなります。

運動しないことで余ってしまった体内の栄養や悪玉コレステロールや脂肪が血管に付着していき、これが動脈硬化につながります。

動脈硬化になると、血管は狭くなりますから、血流は悪くなり、高血圧を招くことになるのです。

この場合の有酸素運動は、激しい運動である必要はなく、毎日続けることに意味があります。

特に運動不足の人は、急に激しい運動をすると怪我をする場合もありますから、ストレッチをまず行うようにしてください。

ウォーキングやサイクリングなど、手軽に行うことができる運動から始めるようにしてみましょう。

ただし運動しているときは、有酸素運動でも血圧は一時的に上がりますので、高血圧の人は無理のない範囲で行うことを心がけましょう。

なお、高血圧を改善していくには、食事を気をつける必要があります。

おいしい食事を楽しみながら、血圧を抑えていきたい方はこちらをご覧ください。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント