血圧は、冬場になると高血圧になりやすい傾向があります。
これは、高血圧気味である方に限らず、健康な方でも血圧が上がり気味になります。
なぜなら、冬になって寒くなることによって血管が収縮してしまい、圧力がかかってしまうからです。
しかし、高血圧になるからといってそのままにしておくと、心臓病や脳卒中を引き起こし、突然死を招く原因となってしまいます。
したがって、冬場は特にですが、高血圧を緩和するために様々な努力が必要です。
冬に高血圧を改善するために効果的な方法のひとつとして、ウォーキングがあります。
ウォーキングを行うことによって、体の基礎代謝を高めることができ、冷えにくいからだをつくることができます。
体が冷えにくくなると血管も収縮しにくくなるので、高血圧になりにくくなります。
しかし、冬にウォーキングなどすると、逆に高血圧になってしまうのではないかと心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、寒い冬に体を動かして、逆に体に負担がかかってしまう場合があります。
そういう場合というのは、準備運動をせずに体を突然動かしたという場合です。
したがって、寒い冬にウォーキングで体を動かす場合には、しっかりと準備運動をすることが必要です。
準備運動をしっかりと行うことができれば、冬の寒い早朝にウォーキングを行ったとしても、健康な体をつくることができます。