高血圧と適量のアルコール

スポンサーリンク

高血圧の方にとって喫煙やアルコールの摂取は、適量なら問題ないのでしょうか。

嗜好品でもあり、日常生活のなかで切っても切ることが難しいとされる人が多い煙草やアルコールは、簡単に断ち切ることができないモノかもしれません。

なので、煙草やアルコールを適量で楽しみたいという人は多いと思います。

しかし、煙草を高血圧の方が吸った場合交感神経を刺激して血圧を上昇させます。

そして長期的に喫煙を行った場合は動脈硬化を進行させ狭心症や心筋梗塞を招くリスクを伴っています。

そのため高血圧の方の場合は、特に喫煙自体をやめるようにしていきましょう。

つぎにアルコールですが、アルコールについては喫煙のように完全に止めた方が良いでしょうということはありません。

高血圧の方でも、アルコールは適量でしたら摂取しても問題ありません。

お酒

ここで、高血圧の方が摂取できるアルコール摂取量(適量)をご紹介します。

ビール668ml、ワイン250ml、日本酒180ml、焼酎85mlウィスキー75ml、ウォッカ60mlとなります。

エタノール換算では男性が20~30ml、日本酒で1合程度の量となります。女性は10~20mlとされています。

目安を基準にアルコールを摂取する際は適量を心がけ摂取量を守りましょう。

なお、おいしい食事を楽しみながら、高血圧を予防・改善するコツについてはこちらを参考にしてみてください。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント