高血圧の治療中は、食べ物や飲み物の組み合わせで薬の効力が変わってくるので注意が必要です。
身近な食べ物ですとグレープフルーツは高血圧治療薬中には控えたほうがよい、と言われています。
グレープフルーツの成分が降圧剤の効力に影響が出てしまうためです。
では、どの柑橘系でもそのような効力が出てきてしまうのでしょうか。
オレンジジュースを調べてみると、高血圧を下げる効果があるので1日コップ2杯程度飲んだほうがよい、とされています。
オレンジジュースには、ナトリウムを排出する効果があるので、塩分が多い食事をしている方にはとても良い効果を発揮してくれます。
また、オレンジジュースは高血圧に効果があるだけでなく、心臓病やがん予防といった観点からでも、摂取が推奨されています。
現在、薬で治療中の場合でも、オレンジジュースは影響がないそうです。
ただし、ここでいうオレンジジュースは果汁100%のオレンジであること、日本のみかんでは同じような効果は得られませんのでご注意ください。
オレンジは、ビタミンもたっぷり入った体によい果物です。
最近、高血圧が気になっている、薬を飲みながら食事の改善をしている、という方には体の調子を整えてくれるオレンジジュースで薬いらずの健康な体を取り戻しましょう。
なお、他にも高血圧の改善におすすめの食品があるので、こちらをご覧いただくといいと思います。