高血圧というと、年配の方に多いと思っていませんか?
高血圧は、今や日本国民の4人に1人と言われるほど身近な疾患です。
中高年の世代がかかりやすいものではありますが、近年では20代や30代でも高血圧に悩む人が増えています。
また、30代は大丈夫でも40過ぎに一気に高血圧になってしまうケースも多いものです。
そうならないように、20代や30代の若い頃から食事面に気をつけて、高血圧を予防していきましょう。
血圧を上げる原因はいくつもありますが、食事に関しては塩分が大きな原因となります。
食事に塩は欠かせないものですが、血液量を増やして血管に圧力をかけてしまいますので、体にとって優しい調味料とは言えません。
そのことから、高血圧になると薄味の食事を心がけるように指導されます。
とは言っても、30代は働き盛りですし、スポーツなどを楽しんだ後はどうしても塩分が必要ですよね。
夏場は特に、塩分を控えてしまうと脱水症状にもなりかねません。
ちょっと塩分を摂りすぎてしまった時などは、塩分であるナトリウムを排出してくれる食品を摂りましょう。
特におすすめなのは、バナナやトマトです。
どちらも食べやすいので、サラダや食後のデザートとして毎日の食事に取り入れましょう。
ですが30代だからといって、塩分を摂っても問題ないというわけではありません。
なるべく控えめにするよう心がけましょう。
なお、高血圧を予防・改善しながら、おいしい食事を楽しむコツについてはこちらをご覧ください。