朝の血圧は高くても低くても良いものではありませんが、特に高血圧については様々な合併症を引き起こして、命に関わる重大な病気となってしまうことがあります。
朝から晩まで高血圧の状態が長く続くと、体調にはさまざまな異変を感じ、その症状が出てきます。
その中には吐き気やめまいなどもあり、脳に関わる病気のサインである可能性があります。
高血圧自体が血管が硬くなる動脈硬化と深く関係していますが、めまいなどの症状が出た場合には脳内の血管にその異常が出ていることがあります。
高血圧の症状が強く出ると、動脈硬化の影響から身体のバランスを司る三半規管に血液が行き渡らずに平衡感覚を失ってしまいます。
これがめまいや嘔吐へと繋がっているのです。
朝などに強いめまいを起こす場合には、くも膜下出血や脳梗塞などの病気が発症している可能性が高いので、すぐに医師の診察を受けた方が良いでしょう。
高血圧による軽いめまいの場合には、朝起きる前に布団の中で身体のストレッチを行うことで予防や改善に繋がります。
動脈硬化についても同じですが、身体が硬くなっている状態は高血圧になりやすいのです。
そのため、睡眠中に伸びた身体を朝のストレッチで柔軟性を取り戻すことで血圧を下げることができ、めまいなどの症状も改善されるでしょう。
なお、高血圧を改善していくには、食事を見直していく必要があります。
血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。