高血圧※朝の血圧が高いのは危険?

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血圧は1日の中でも絶えず変化しており、普通は寝ている時に低く、朝から日中に高くなる傾向にあります。

このことは血圧の日内変動と呼ばれており、起きる直前から血圧が上昇し、夕方にかけては高い状態が続いて、夕方以降は段々と下がってくるのが一般的な動きです。

もちろん、運動やストレスなどの影響によっても変化してきますので毎日同じように推移するわけではありません。

高血圧の人は全体的に血圧が高いものの、寝ている時が低くて昼間に高くなる点は同じです。

しかし、中には昼間の血圧が正常なのに夜から朝にかけての血圧が高い人もいて、これは早朝高血圧と呼ばれる危険な状態です。

まず、高血圧の症状があり降圧剤を飲んでいて薬が効いているので、昼間に測っても正常というケースがあります。

看護師

薬を飲んでいない人の場合、ストレスやアルコールなどが原因で眠っているのに血圧が高いケースもあり、このような状態は異常に気づきにくいのが問題です。

病院などで血圧を計測しても高いわけではないので、普通の高血圧の人と違って異常を見逃されやすく重大な疾患に繋がってしまいます。

早朝高血圧は上が135、もしくは下が85以上の場合に当てはまるので、血圧計が家にあるなら朝に起きた直後の血圧を測ってみるとよいでしょう。