妊婦の高血圧※朝のチェックは必須

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妊婦の人が朝の高血圧に悩まされるケースもあります。

女性ホルモンの影響で女性の方が高血圧にはなりにくいのですが、それでも50代以上では女性ホルモンの量が減ることもあって男女差は縮小していくのが特徴です。

妊婦の人が高血圧に悩まされる場合、元々高血圧の症状を抱えていたか、妊娠の影響で高血圧の症状が出るかの2つに大きく分けられます。

看護師

朝に血圧が上がる早朝高血圧は妊婦など女性でも起こす人は多く、ストレスを抱えている人は注意が必要な症状です。

朝に血圧が高いと発覚したら、診てもらっている婦人科の先生に相談して対処するのがよいでしょう。

そしてもう一つは、妊婦の人が発症する妊娠高血圧症候群で、胎盤の生成に問題があると考えられているものの現在でも明確な原因が分かっていません。

妊娠20週以降、産後12週までに確認された高血圧の総称が妊娠高血圧症候群であり、症状が高血圧のみなら妊娠高血圧症、蛋白尿も確認されたら妊娠高血圧腎症と分類されます。

妊婦のおよそ20人に1人が発症するとされており、妊娠32週目以降に発症する人が多いのが大きな特徴です。

母体、胎児共に危険な状態になりやすく、死亡するケースもあるので上昇しやすい朝の血圧は定期的にチェックする必要があります。