糖尿病で茶色い尿が出た場合

茶色い尿は、糖尿病でない方でも日常生活で起こりうる症状ですので経過観察をしながら見極めることが重要です。

脱水症状やストレスによる疲労で発生します。痛みを伴わないですし、すぐに水分補給や休息をとることですぐに回復しますし、1回程度で治りますので長くは続きません。

下腹部に痛みを伴うようであれば、膀胱炎(ぼうこうえん)や発熱による風邪の可能性がありますので、泌尿器科での検尿検査や内科の診察が重要です。

注意しなけらばならないのが、毎回の排尿で毎日茶色い尿が出るケースです。

この症状が1週間以上続くこともありますし、体調が悪いなどの自覚症状がないのが怖いところです。

これは、糖尿病による合併症の一つである腎臓病が発症している可能性がありますので内科の受診が必要です。重要なことは記録に残して医師と相談することで原因が特定しやすくなります。

強烈なにおいを伴うのも特徴の一つです。放置しておくと糖尿病が重症化していきますので早めの受診が必要です。