糖尿病の症状※残尿感がある場合

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糖尿病になってしまうと体に色々な変調をきたすのはご存知の方も多いと思います。

特に怖いのが、三大合併症としても知られる網膜症、腎症、そして神経障害です。

いずれも高血糖状態が続くことで毛細血管や神経が徐々に障害されていき、数年からあるいは十数年かけて段々と症状が進行していく恐ろしい合併症です。

中でも神経障害は、症状が進行すると手足などの末梢神経が障害され、痛みを感じにくくなってしまいます。釘や画鋲を踏んでしまっても全く痛むことがなく、気が付かないなんていう話も聞くほどです。しかしながら、神経障害で起きる症状はこれだけではありません。

全身に神経があることは言うまでもありませんが、例えば排尿をつかさどる自律神経が障害されてしまった場合、なにが起きるでしょうか。

そう、残尿感です。

この自律神経は排尿をつかさどっていますので、残尿感以外にも頻尿などの症状が出る場合もあります。こうなってしまった状態のことを、神経因性膀胱といいます。

神経因性膀胱になると、排尿のコントロールがうまくいかないため尿が少量残ってしまい、ばい菌が繁殖して膀胱炎や腎盂腎炎などにかかってしまう危険性が高くなります。

糖尿病の方で頻尿や残尿感を自覚されている方は、なるべく早く病院に行き検査することをおすすめします。放置すると悪化してしまうこともあるため、心当たりがある場合は早めに相談してくださいね。

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