糖尿病の合併症の1つに腎症があります。
腎症は、高血糖の状態が続き腎臓機能が十分に働かなくなります。進行すると、腎不全にもなり最悪の場合死にいたることもある怖い病気です。
糖尿病から腎症を起こさないためには、普段の生活習慣を正す事が大切です。
その中でも食事習慣は大切で、カロリーを取りすぎず、バランスのよい食事を心がけることが予防につながります。
大変な食事制限が必要と思っている方も多くおられますが、糖尿病にはこれが悪いとか、これが良いという食品はあまりないので、どんな食品でも取りすぎなければ良いし、取りすぎたら悪いという事になります。
また運動する事も大切です。運動する事で、高血糖を改善し、合併症の予防にもつながります。
激しい運動をする必要はありません。エレベーターを使う所を階段で上がることや、普段自転車でいくけど歩いてみるとか、少しの工夫が糖尿病や合併症の予防につながります。
そして、ストレスをためないようにすることも大事です。
ストレスをためることで、高血糖状態が続いたり、インスリンが働かない状態になります。ストレス社会の今、ストレスをためないことは難しいかもしれませんが、自分なりの方法でストレスを発散することを心がけるようにしなければいけません。
以上のような規則正しい生活をすることが予防をするための鍵になります。
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