糖尿病は坐骨神経痛を起こす原因になるのか

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糖尿病は、『糖尿病性網膜症』『糖尿病性腎症』『糖尿病性神経障害』の3大合併症を起こしやすくなります。

その中で『糖尿病性神経障害』を起こしたとき、坐骨神経痛にかかることもあります。

神経障害は原因不明といわれていますが、血糖値が高い状態が続くと「ソルビトール」という障害を起こす原因となる物質が神経細胞にたまって、神経線維に異常を起こさせ、感覚が鈍くなり発生するとも考えられてきました。

しだいに、毛細血管の血流を悪化させ、神経細胞に必要な酸素や栄養素が不足して神経障害がますます進行していきます。人によって個人差はありますが、坐骨神経痛を発生させたりします。

初期の症状として、手足のしびれや麻痺などがあり、強い腰痛が起これば坐骨神経痛を疑われます。痛みが強いからといって整骨院でマッサージをさせたりすると、糖尿病が悪化する原因にもなるため、かかりつけの糖尿病専門の病院へ受診して主治医に相談していくことが大切です。

糖尿病と診断されているなら、食事療法・運動療法・薬物療法が大事です。

特に薬物療法において、飲み薬やインシュリン注射などで血糖のコントロールが上手にできるようになり、一定の正常な血糖値が保たれるようになれば、坐骨神経痛の痛みがしだいに和らいでいきます。家族の協力を仰いで、粘り強く治療していきたいものです。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
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