血糖値が高いなどの理由で、糖尿病の不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
では、どんな症状があったら糖尿病を疑うべきか、糖尿病の症状とはどんなものかを見ていきましょう。
まず、痛みや腫れなどのわかりやすい症状が出ることはほとんどありません。糖尿病によって擦り傷などのけがが治りにくくなることはありますが、進行してから出ることがほとんどです。
全身に出る症状は、風邪や過労と間違われやすいものが多いです。
休養してもだるさが続く、食べても体重が減るといった症状です。これに加えて病気の進行とともに異様にのどが渇く、手足がしびれるなどの症状が出ます。
しかし、「休めば治る」「疲れているだけ」と勘違いされ、見逃されやすい症状と言えるでしょう
。
少しわかりやすいところでは尿が泡立つ、甘い臭いがするといった症状があります。
しかし、これも糖尿病の診断の決め手にはなりません。特に尿の泡立ちは、腎臓の病気で尿の中にたんぱくが出ている時でも見られるものですから、別の病気の可能性もあるのです。さらに糖尿病が進行しないと、尿の見た目も臭いも全く変わらないケースもあります。
このように糖尿病の症状は、他の病気と区別のしづらいものが多いのです。
病院で血液検査や尿検査をしないと確定診断には至りません。早く治療を始めるほどコントロールのしやすい病気ですから、上記のような症状が重なった時には早急に受診しましょう。
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