糖尿病で手足が痛い場合

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糖尿病を患ってしまうと手足が痛いという症状が出てしまう場合があります。

原因としては糖尿病の合併症の一つ、糖尿病神経障害を発症してしまっているということが考えられます。

糖尿病により高血糖の状態が長く続くとソルビトースという物質が神経細胞に蓄積し、手足に痛みが発生してしまうという理由です。痛みだけでなく、痺れや違和感といった症状が出る場合もあります。

糖尿病神経障害に対する対処法としては、アルドース還元酵素阻害薬を用いるという方法があります。ソルビトースはアルドース還元酵素によって生み出されてしまうため、それを抑制することで手足の痛みを軽減させることが可能です。

しかし、根本の原因となっている糖尿病が改善されなければまた痛みが再発してしまいますので、まず糖尿病を改善させることが手足の痛みを治す上で最も重要といえます。

正しい食事や適度な運動で血糖値を適正にコントロールし、高血糖になっている時間を少しでも減らすことが大事です。

手足の痛みだけが治ればいいと考えて薬だけに頼ると何度でも再発しますし、その他の糖尿病の合併症が発症してしまう恐れもありますので、とにかく血糖値のコントロールを意識して日常生活を送りましょう。

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