チョコレートを食べると糖尿病予防になると聞いて信じられますか?
血液中のグルコース濃度である血糖値は、インスリンなどの働きによって常に一定範囲内に調節されていますが、糖尿病になると血液中の糖分が異常に増加し、血液をドロドロにし、血管を傷つけるなど様々な負担を血管に与えます。
その結果、糖尿病網膜症や糖尿病腎症などの合併症を起こす確率が高くなり、他にも心筋梗塞、脳梗塞や敗血症などのリスクも上がります。
糖尿病の人の食生活では糖質と脂質をコントロールすることが大切です。必要以上のカロリーを摂らない、血糖値を上げないためにカロリーの少ない食品や糖分の少ない食品を摂ることが勧められています。
チョコレートは甘いものの代表ともいえる嗜好品です。
チョコレートは糖分も脂肪分も多い食品ですので、糖尿病のリスクが高まるものと思われます。しかし、最近の研究によるとチョコレートを全く食べない人と比較して、チョコレートを多く食べている人の方が糖尿病を発症するリスクが低いということです。
チョコレートの主成分のカカオには、ポリフェノールが他の食品よりも多く含まれています。ポリフェノールは脳梗塞予防、血中コレステロール抑制や糖尿病改善の効果があるとされています。
チョコレートは美味しいだけではなく、身体にも良い成分を含んであり、適度に摂取すれば糖尿病の予防に効果があります。
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