糖尿病による多尿を防ぎたい!飲水制限してもいいの?

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糖尿病になると多尿になる傾向があります。何故なら、尿と一緒に血糖を排出しようと体が反応するからです。

糖尿病になるとインスリンの分泌が低下し、血中に血糖が増えてしまいます。その血糖の濃度を薄めるために、血管の中に水分が入っていくのです。しかし、水分の量は調整しないといけないので、結果的に尿として出てきます。

多尿を防ぐためには、飲水制限をすればいいのではないかと考えがちですが、それは危険です。

飲水制限をすることで、血液中の血糖濃度が高くなってしまいます。また、血糖を薄めようと血管には水分が入るので、結果的に体は脱水状態になってしまうのです。

よって、糖尿病になっている方はしっかりと水分を摂るように心掛けましょう。

水分は一度にたくさん飲むのではなく、少しの量をこまめに摂ることが望ましいとされています。一度にたくさん飲むと体に負担が掛かってしまうだけでなく、水分は吸収されずに尿になってしまいます。

糖尿病の方は、1日に約1500mlの水分摂取が推奨されています。食事にも水分が含まれていますが、それ以外にも多くの水分を摂る必要があるのです。

水分を摂ることで体内の血糖を安定させる働きもあるので、多尿とは付き合っていかなくてはなりません。多尿を防ぐために、飲水制限をすることだけは避けましょう。

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