糖尿病で多尿する原因

スポンサーリンク

糖尿病は血糖値の高い状態が続く病気です。

血糖値が高くなると、腎臓が血液中のブドウ糖を水分とともに排泄しようとして多尿になります。

トイレに行く回数が増えたり、一度にたくさん出るようになります。さらに、尿の量が増えると体内の水分量が足りなくなり、喉が渇きます。喉が乾くために水分をたくさん取るようになり、さらにトイレに行く回数が増えるという悪循環が起こります。

私たちの体は、健康な時はインスリンというホルモンが働いて、血糖値(血液中の糖分の濃度)は一定に保たれています。しかし、この働きがうまくいかなくなると血糖値が高い状態になり、尿の中にも糖分が多く含まれる状態になるのです。

糖尿病が進んでくると、次第に全身の血管や臓器が傷ついてうまく働かなくなってきます。

糖尿病の初期にはあまり自覚症状はありません。多尿や頻尿、喉の渇きなどが続くようなら、病院を受診しましょう。

適切な薬を服用することで血糖値をコントロールできるようになります。また食事療法や運動療法などを組み合わせることで症状を軽くすることも可能です。

治療を受けているのに多尿や頻尿の症状が出るようなら、何らかの原因でコントロールがうまくいっていない可能性があります。自己判断せずに、病院で相談してみましょう。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
タイトルとURLをコピーしました