たばこが糖尿病を招く?!

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たばこは糖尿病になるリスクを高めます。

糖尿病は、血糖値を下げるインスリンというホルモンの分泌量を減らしたり、インスリンの働きを低下させたりすることで、血糖値を慢性的に高くしてしまう病気です。

血糖値が高くなることにより、糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症などの細小血管障害や心筋梗塞、脳梗塞などの大血管障害のリスクが高まります。他にも、脂肪肝や敗血症などの症状が起こりやすくなります。

たばこに含まれるニコチンには、カテコラミンというホルモンの分泌を促す作用があります。

カテコラミンはインスリンと拮抗して働き、血糖値を上昇させます。しかもニコチンには、血管を収縮させたり心拍数を増加させたりする作用もあって、血圧を上昇させます。

高血圧も動脈硬化の原因の一つで、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。また、高血圧は腎臓や目の毛細血管が傷つくことで起こる糖尿病腎症や糖尿病網膜症にも大いに関係しています。

確かに禁煙すると、食事が美味しくなったり口が寂しくなって間食が増えたりして、逆に体重や血糖値が増えて糖尿病のリスクが高まるのではないかと思う人もいるでしょう。

しかし、体重の増加による血糖値の上昇の問題よりも、禁煙による健康の改善効果の方がはるかに大きいと言われています。

薬なし・注射なしで、血糖値を下げる自宅療養
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