糖尿病で労災認定できる?その方法とは

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糖尿病は生活習慣病と言われている病気の一種であり、一般的には自己管理の問題によって引き起こされる病気と認識されている傾向があります。

そのため通常の糖尿病で労災認定されるのは難しいと言われているのですが、過去には激務によって糖尿病が悪化したとして労災認定を求めた裁判が行なわれた事例がいくつかあるようです。

これらはいずれも労災認定が認められなかったのですが、その要因として指摘されているのが糖尿病と労災を関連付けるための基準が設けられていないところが挙げられています。

基本的に労災認定を受けるためにはそれぞれの疾患に対応した労災認定基準を満たす必要があり、時間外労働の頻度やどの程度の時間、時間外労働を強いられていたのかで判断されます。

これによって多くの病気は労災認定を受けた事例があるのですが、現時点で糖尿病にはこのような基準が設けられていません。

そのためどれだけ激務によって糖尿病が悪化した、その結果死亡したとしても労災認定は受けられないとされています。

ただ最近では糖尿病による労災認定を求める裁判が増えてきているため、今後は糖尿病に関する労災認定基準が設けられる可能性もあるのではないかと指摘されているようです。

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