糖尿病と脳梗塞の関係

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糖尿病をそのままにしておくと、糖尿病性の網膜症・腎症・神経障害といった3大合併症になりやすいことを聞いたことがある方もいるでしょう。

最近ではさらに増えて第4の合併症と言われる症状があります。

それが脳梗塞です。脳梗塞と糖尿病は一見関係のないように思えますが、いったいどこでつながっているのでしょうか。

脳梗塞の原因は動脈硬化にあります。動脈硬化は、血管の中が詰まってしまった結果血液が流れにくくなる症状です。

血栓が詰まるなどして血管がふさがれ、その先にある細胞に栄養が届かなくなってしまうと細胞は死んでしまいます。これが梗塞です。糖尿病は、この動脈硬化の進行を早めてしまうのです。

血液中のコレステロールとブドウ糖が結合して血管の壁である内膜に取り込まれます。結合するブドウ糖が多いと壁は厚くなって血管をふさぎ、血栓がつまりやすくなるのです。血中に糖が多い糖尿病の人が脳梗塞になりやすいのはこのためです。

糖尿病の人は、そうでない人と比べて脳梗塞のリスクが2~3倍高いそうです。

普段の食事の内容や適度な運動をすることを心がけ、糖尿病の改善を目指した生活をおくることで、脳梗塞のリスクを減らしていきたいですね。

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