主人公のイ・サン(イサン)が李氏朝鮮第21代国王である英祖との確執や朝廷内の派閥争い、そして第22代国王である正祖になっても政治改革で反発する重臣たちとの政争を描いた韓国ドラマ『イ・サン』。
また、ソン・ソンヨンとのラブストーリー、パク・テスとの友情も描かれており、政治だけではないイサンの一面も見ることができます。
まさに、イサンの波乱に富んだ生涯が描かれており、非常に興味深い作品となっています。
この『イ・サン』に登場する主要な人物の声優一覧を以下に記載します。この一覧には日本の声優名だけでなく、簡単な登場人物の紹介も付けています。
■ イ・サン:川島得愛、幼少期は本城雄太郎
物語の主人公で思悼世子の次男で、英祖の孫にあたる。後の李氏朝鮮第22代国王・正祖。
■ ソン・ソンヨン:花村さやか、幼少期は前田瀬奈
この物語のヒロインで絵の才能に優れている。のちにイ・サンの側室になる。
■ パク・テス:宮内敦士、幼少期は新井海人
サンの護衛部隊となり、大将(テジャン 従二品相当)にまで昇格。ソンヨンに想いを抱きつつも、サンに忠誠を尽くす。
■ ヨンジョ(英祖):大塚周夫
李氏朝鮮第19代国王・粛宗の次男で、第21代国王。サンの祖父にあたる。厳格な性格であるが鋭い洞察力と明晰な頭脳を持つ。
■ 思悼世子:咲野俊介
英祖の次男でサンの父。英祖の後継者であったが謀略にあい、王命によって米櫃に閉じ込められ数日後に餓死。
■ ヘギョングン(恵慶宮):宮寺智子
思悼世子の正室で、サンの生母。
■ 貞純大妃:高島雅羅
英祖の正室で老論派をまとめる真の黒幕。サンの廃位を企み数々の策略を巡らす。
■ 和緩翁主:岡寛恵
英祖の側室の娘で思悼世子の同母妹、サンの叔母にあたる。野心家で、老論派と結託し兄である思悼世子に濡れ衣を着せ刑死に追いやった張本人ともいえる人物。
■ 孝懿王妃:樋口あかり
正祖(イ・サン)の正室で10歳の時、婚姻している。性格は穏やかで優しいが毅然とした一面も持った女性。
■ ウォンビン(元嬪):渋谷はるか
ホン・グギョンの妹で正祖の側室。被害妄想が強い上に狡猾な性格。懐妊が想像妊娠だったため、苦境に立たされる。
■ ホン・グギョン:てらそままさき
イ・サンの政治的な右腕となり、正祖即位後に絶対的権力を手にする。しかし、次第に専横が目立ち、王妃の毒殺まで計画するが失策。流刑され、流刑地で病死。
■ チョン・ヤギョン:小森創介
ホン・グギョンが朝廷から去った後、彼と入れ替わるような形でサンの右腕となる。
■ チャン・テウ:永田博丈
かつて老論派の首長としてその名を轟かせた人物。当初は正祖と対立していたが、自身の信念を一切曲げず忌憚なく意見するところが正祖に信任され、左議政に復帰。
■ ソ・ジャンボ:藤真秀
サンの護衛官。短気で怒りやすい性格だが、仲間を思いやる気持ちが強い人物。
■ カン・ソッキ:中尾一貴
サンの護衛官。パク・テス、ソ・ジャンボと関係が深く、3人が中心となってサンの護衛にあたることが多い。ソ・ジャンボとは対照的に冷静で、弓の名手。
この他にも多くの人物が登場しますが、主な声優の一覧は以上です。
個性的な人物が多いですが、声優さんが見事にその声を演じていると思います。
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