高血圧は、動脈硬化や心筋梗塞といった重大な病気の引き金となりますので、指摘されたら早い段階で治すことが大切です。
治すには、塩分と脂肪分を抑えた食事がポイントとなってきます。
高血圧になる原因は、血液を運ぶ動脈が汚れ、血流が悪くなりそれが心臓の圧力をさらに強めます。
そして、その状態から無理に血液を流そうとするため血管に負担がかかり、高血圧となってしまうのです。
この血管の汚れやつまりの原因は、毎日の生活や食事の質に関係してきます。
高血圧になりやすい生活とは、塩分をとりすぎる、外食が多い、脂肪分の多い食べ物をとりすぎる、などがあげられます。
手軽で食べやすいラーメンやかつ丼といった外食は、塩分量がとても高く、カロリーも過多となりやすい外食です。
現在、1日の食事で6g未満の食塩摂取が望ましいとされています。
ちなみにラーメンは1杯6.3gの食塩が使われています。これでもう一日の食事量の塩分をとってしまったことになりますね。
こういった食事を続けていれば、高血圧となってしまうことは一目瞭然です。高血圧を治すために、できるだけ控えるようにしていきましょう。
また、毎日の楽しみである晩酌も、飲みすぎは禁物です。日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本が適量です。
おつまみも揚げ物などは避け、豆腐や野菜料理などがよいですね。
高血圧を治すにはまず、食生活や生活習慣を変えるということが第一歩となります。
これからの健康が心配になってきた方、本格的に治す決心がついた方はまず、塩分や摂取カロリーをちょっとだけ考えた食事を心がけてみませんか。
なお、血圧を下げてくれる食品については、こちらをご覧ください。