高血圧の人が、いくら自分が高血圧だと公言していたとしても、患っていない人にはその苦しみはわからないもので「少しくらい大丈夫でしょう」と言われてしまってはなかか断れません。
そのため外食などでは食事制限がより困難になりますが、対策はあります。
まず一つ目の対策は、基本的に食事を食べ過ぎないことです。
肥満の人は、それだけで高血圧のリスクにさらされがちです。
一気に太ったという人は特に高血圧になりやすいのですが、それだけに痩せるだけで高血圧がすぐさま改善される場合がありますので、外食などでも腹八分目を心がけるようにします。
対策その2は、汁物を控えることです。
味噌汁やお吸い物、スープの類は塩分が強いので高血圧の人の食事には不向きです。汁物を残してもさほど周囲に気を使われなくて済みます。
対策その3は、漬物、保存食の類は必ず残すことです。
特に漬物は塩分が強い食べ物の代表格です。中華や和食の食事では添えられてくることが多いものですが、手をつけないようにします。
また、缶詰や瓶詰め、佃煮などの保存が利く食事も高血圧には大敵です。保存のため当然ながら塩分が強く、これは汁物に匹敵します。
その点洋食は塩分が比較的少ないので、高血圧の食事対策におすすめです。
人に誘われたら、できるだけ洋食をリクエストして乗り切ることをおすすめします。
なお、血圧を下げるのにおすすめの食品については、こちらをご覧ください。