高血圧の方へ※食事の油はこのように考えよう

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高血圧の方は特に気をつけたい油を多く含む食事ですが、油は体にとってガソリンのような役割をしていますので、実際とても大切なものです。

油は人が活動するたびに少しずつ燃えて消えます。

それが使いきれないと、高血圧の原因にもなる動脈硬化などを引き起こすので、高血圧の人は1日に食事で摂取する油の量をその日に使いきれる分に制限することを心がけた方が良さそうです。

油

その場合、どんな食事を心がければ良いのでしょうか。

例えば人が1日に必要な油の量は60gですが、数値だけでは食事の中でどのくらい使われているか感覚的に分かりにくいものがあります。

そこで、高血圧の人や肥満の方はざっくりと食事の油分を覚えておくと良いでしょう。

まず、朝、昼、夜と、家庭料理や弁当、定食を食べている場合は1日で油50gを摂取していると考えられます。

高血圧の方でもこの食事だけを続けていれば問題ないわけですが、そこに脂っこい他の食べ物が投入されると、だいたい20gくらいの油分が体に入って来ると考えて下さい。

例えばケーキを食べるとプラス20g、すると油量が10gオーバーしてしまいます。

ということは、ケーキは2日で1個ならなんとか消費できるということになります。

天ぷらとポテトチップを摂取した日はプラス40g、30gオーバーしていますので、消費するのに3日間かかります。

高血圧の方でもたまには油の多い食品を食べてしまうものです。食べ過ぎた食事はこのようにして、翌日制限するようにしてみて下さい。

なお、高血圧でもおいしい食事を食べたいと思っている方は、こちらが参考になると思います。

高血圧@おいしい食事を食べるためのヒント