コーヒーやお茶にはカフェインが含まれているのですが、それらには高血圧の症状改善に効果があるということがわかってきました。
かつてはカフェインは血圧を上げてしまうので高血圧の症状を悪化させてしまうと懸念されていました。
しかし、コーヒーやお茶を常に飲んでいる方のほうが、高血圧の発症率が低いということがわかったのです。
ちなみにコーヒーとお茶を比べてみると、お茶よりもコーヒーのほうがより高い高血圧改善効果が期待できることが判明しました。
高血圧の改善に働きかけてくれるのは、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインだとされています。
中でもコーヒーにはポリフェノールが含まれており、それが動脈硬化を抑えてくれるのに働いてくれるからです。
高血圧の症状が悪化してくると、だんだんと血管がダメージを受けてきて、動脈硬化が起こるようになります。
その結果、心疾患などのリスクを増大させてしまうのですが、ポリフェノールを摂取すると動脈硬化の症状が抑制されるため、高血圧の症状緩和が期待できるのです。
もちろんお茶にはカテキンと呼ばれる成分が含まれている物があり、これもまた高血圧症状が進むことで起こる動脈硬化の改善に効果を発揮してくれます。