高血圧や糖尿病に卵が効果的?

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卵は1日1個までというのは、よく耳にされたことがあるでしょう。

最近の研究で、卵は健康な人なら、1日3個食べても問題ないことがわかりました。

また、高血圧や糖尿病にも卵は大事な役割をはたすことが研究の結果わかっています。

女性

高血圧の場合、卵黄レシチンと呼ばれる成分が悪玉コレステロールを分解し、排出させます。高血圧で進行する動脈硬化の予防に役立つのです。

また、肝臓に働きかけて善玉コレステロールを増やす働きもあります。

それから、卵白ペプチドと呼ばれる成分が血圧の上昇を抑える効果があるのです。

あと、良質なタンパク質が血管を強くし、高血圧のリスクから体を守ってくれます。

糖尿病の場合も、必須アミノ酸を偏ることなくバランスよくとることができます。

コリンと呼ばれる成分には中性脂肪を調節する働きもあり、糖尿病の他にも高血圧や、高コレステロール血症、脂肪肝などの予防、改善に期待が持たれています。

また、糖質制限食で偏りがちな栄養バランスを補うためにも、糖尿病患者さんこそ良質なタンパク質を含んだ卵を食べるべきです。

糖尿病や高血圧でも、適量であれば卵を食べることは効果的です。

決められたカロリー内で1日2個程度であれば、適量であるとの報告もでています。

ただ、血中コレステロール濃度が異様に高い人やアレルギー体質の人は、卵を食べてはいけませんので注意してください。