加齢とともに注意しなければならない生活習慣病のひとつ、高血圧は自覚症状があまりないため、治療されず放置されがちです。
高血圧を放っておくと、血管が硬くなり、心筋梗塞や脳卒中など深刻な病気の原因になります。
高血圧と診断されたら早急に治療をしましょう。
なぜ加齢で高血圧になるかというと、年齢とともに血管が老化するからです。細く、硬くなった血管に血を流そうとして、血圧は上がります。
しかし、自分はまだ若いからと油断してはなりません。30代で血圧が高くなっている方も多いのです。
加齢以外の高血圧の原因に塩分の摂り過ぎと、ストレスがあります。若いうちから塩分の多い食生活をしていると、血管の老化を早めてしまいます。
そしてストレスは感じると、血管を収縮してしまい、血の流れを悪くするのでこちらも血圧が上がります。
薬に頼る方法以外に、生活習慣を改善するのも高血圧の大事な治療方法です。
高血圧を予防・治療するには、まず食生活を見直しましょう。
一日の理想の塩分の摂取量は6g以下です。
ただし、ただ薄味にして食事がストレスになってしまってはいけないので、出汁やスパイスで調理方法を工夫しましょう。
暴飲暴食をストレス発散の方法にせず、しっかり睡眠を取ることや、適度な運動、打ち込める趣味で解消しましょう。
寝たり遊んだりも立派な治療方法ですよ。
なお、血圧を下げてくれる食品については、こちらを参考にしてみてください。