高血圧に良いといわれるサプリメントは、数多くあります。
ペプチド、ゴマセサミン、トマト酢、ニンニク牡蠣、ナットウキナーゼなど成分や商品名をあげたら数え切れませんが、その成分と高血圧に効くしくみを知っておくと良いでしょう。
まずミネラルのカリウムやマグネシウム。
これは野菜や果物に多く、利尿作用で塩分を体の外に排泄して高血圧を下げる作用で知られています。
ペプチドは魚、大豆、牛乳などに含まれていて、血圧を上げる体内の酵素の働きを抑制するサプリメントです。
DHAとEPAは細胞膜を柔らかくしてコレステロール予防の対策に役立ちます。青魚だけでなく、まぐろやうなぎ、ナスにも含まれる成分です。
ニンニクのアリシンはコレステロール抑制作用で動脈硬化を防ぎ、血栓予防の対策にも有効です。
タウリンは魚介類に多く含まれて、血圧をあげてしまうノルアドレナリンや交感神経の過剰な働きを抑制するサプリメントです。肝機能強化の対策としても知られています。
リグニンはゴボウに含まれる不溶性食物繊維で、コレステロールの材料である胆汁酸を排出して高血圧予防対策に役立ちます。
酢酸にはアデノシンと言う血管を拡張する成分があり、酢が苦手な人に適したサプリメントです。
オレウロペインはオリーブに含まれる成分で、悪玉コレステロールを抑制して、血圧を下げる働きがあります。
このような高血圧に良いと言われる成分を様々に組み合わせて開発製造された、より効果の高いサプリメントがあります。
頼りすぎるのではなく、材料を知り食事で取れない栄養の補助として使うのも良い対策になるでしょう。