女性が糖尿病になるきっかけとして、女性ホルモンのバランスが崩れることがあげられます。
ホルモンのアンバランスが続くことによって体質が変わり、血液中の糖の値が上昇して、糖尿病の発症につながることがしばしばあるのです。
このような危険な時期の代表格として、妊娠から出産にかけての時期や更年期といったものがあげられます。これらの時期には定期的な血液検査で自分の血糖値をチェックすると共に、糖尿病の兆候がないか日頃から気を付けておくことも必要です。
糖尿病の初期症状としては、「異常に口が渇く」、「疲れやすくなる」、「多尿」、「十分な食事を摂っているのに急速に体重が減少する」といったものが一般的です。
しかし女性の場合、これにもうひとつ「デリケートゾーンがかゆくなる」という初期症状を追加しなければなりません。
この症状は、女性特有の排泄の処理の仕方に由来します。高濃度の糖が含まれた尿に外陰部がさらされてしまうことにより、カンジダ菌をはじめとする雑菌が繁殖しやすくなって、どうしてもデリケートゾーンに強いかゆみが発生してしまうのです。
したがって、常に清潔にしているにもかかわらず、デリケートゾーンがかゆくてたまらない人、特に妊婦や更年期の最中にある人は、内科で糖尿病の検査を受けるようにした方がよいかもしれません。
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