寒くなってくると聞こえてくる、いしやきいもを売る屋台の音声。ほくほくの焼き芋はぜひとも食べたい食べ物です。
そして、さつまいもダイエットというダイエット法も存在します。さつまいもを一本食べると見た目に反してすぐにおなかが膨れます。
さつまいもには食物繊維が多く含まれています。食物繊維を人間は消化することができませんが、おなかの調子を整えてくれます。
また、クロロゲン酸という成分も含まれています。このクロロゲン酸は抗酸化酵素の一種であり、糖質の吸収を抑える作用があるとされています。それなら糖質を抑えなくてはならない糖尿病患者にとって救いになるでしょうか?
それが、そうでもありません。確かに、クロロゲン酸には糖質の吸収を抑える作用があります。コーヒーと一緒に摂取してその効果をさらに高めようとすることもできます。
しかし、さつまいもは炭水化物。クロロゲン酸の糖質抑制効果では追いつかないほどの糖質を含んでいます。
正常な人はその効果を受けられるかもしれませんが、糖尿病患者にとってはマイナスの面のほうが大きいといえます。さつまいもなどは血糖値を素早く上げてしまう食品です。糖尿病患者は摂取しない方がよいといえるでしょう。
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