糖尿病によるむくみの原因

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足がパンパンに張る、夕方になると靴が窮屈になるなどのむくみの症状は、一般人でもよく見られますが、糖尿病が原因でそのような症状になる人もいます。

糖尿病の場合は、初期のうちには具体的な症状を示すことが少ないのですが、むくみなどの症状が出てきた場合はかなり進行していると見ておく必要があります。具体的には、糖尿病腎症という合併症にかかっている可能性が高いのです。

腎臓は老廃物を排出したり、水分や血圧の調整を行っている器官ですが、高血糖状態が続くと、血管を傷めてしまい、腎臓の機能が低下していきます。そうなると、水分の量の調節がうまくできなくなり、むくみの症状が出てくるのです。

ここまで症状が進んできたら、さらなる節制と治療を必要とするようになります。例えば、たんぱく質や塩分、カリウムの摂取制限です。

治癒をしても症状が改善しない場合は、人工透析をする必要が出てくることもあります。

このような事態になってからの治療は大変です。できれば糖尿病腎症になる前に、糖尿病の治療をしておくことが大切です。

したがって、日ごろから病院で健康診断を受ける、血糖チェックをこまめにする、食事に気を付け、適度な運動をするなどの対策を講じておかなければいけません。

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