腰痛とアルコール摂取

お酒を飲んで腰痛が酷くなったという経験はありますか？実は腰痛とアルコール摂取には大きな関係性があります。

腰痛が炎症によって引き起こされるものの場合、血管膨張作用のあるアルコールを摂取することで炎症部分が腫れ、腰痛が酷くなるのです。

また、腰痛は内臓の不調によっても引き起こされる場合があります。お酒のつまみとして脂っこいものを食べたり、辛い物を食べたりすることで内臓に負担がかかり、その痛みが腰痛として現れるのです。

炎症性の腰痛の場合、痛みを軽減するために患部を冷やすと痛みが和らぐ可能性があります。ただし、冷えによる腰痛の場合は逆効果になるため、不安な時は専門医の判断を仰いで下さい。

内臓疾患による腰痛の場合は、どの内臓の不調によるものか判断が難しいので、専門医の判断を仰いだ上で薬を服用するか、横になって安静にしておきましょう。

いずれにせよ、腰痛が引き起こされるリスクを負ってまでアルコール摂取をするのは賢明ではありません。それでもやはり飲酒せざるを得ないという方は、ぜひ一度一日のアルコール摂取量を意識してみて下さい。

また、飲酒の際のおつまみなども極力脂ものや消化に悪そうなものを避け、内臓への負担を軽減するよう心掛けましょう。