腰痛と一言で表現されがちな腰の痛みですが、実に多種多様な原因があるのです。
しかし、ぎっくり腰かヘルニアだろうと思い込み、何度も病院へ通っても原因がわからず一向に改善しないなど、原因不明の腰痛に悩まされる人も少なくありません。
では、原因不明の腰痛に見舞われた場合には何科を受診するべきなのでしょうか?
まず、よく耳にするぎっくり腰や、骨折、神経を圧迫して起こる脊柱管狭窄症、ヘルニア等、これらは整形外科やそれぞれの専門医を受診しますが、そこでの診察で該当の症状ではない場合は他の原因が考えられます。
例えば腰痛といっても背中からわき腹にかけての痛みがある際は腎臓結石等の内臓疾患が考えられます、大動脈瘤等はそれに加え腹部にも痛みがでる場合があります。
そのような場合は内科を受診してMRI等精密検査を受ける必要があります。
内臓の関連であれば女性特有の婦人科系の疾患も考えられ、卵巣嚢腫や子宮周辺の癒着や子宮筋腫等も腰痛が現れる場合があり、安静時にも収まらない特徴が見受けられるようであれば婦人科を受診しましょう。
これら以外にも、現在は心因性からくるストレスによる慢性的な腰痛も増えてきていますので、骨や内臓に原因が見つからない、原因不明の腰痛に長年悩まされているのであれば精神科や心療内科にて相談すると良いです。
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