腰痛持ちの人、座骨神経痛の人が無理をすると、歩けないくらいの激痛に襲われることがあります。
こんな時、どうすればいいのでしょう?
答えは簡単です。安静にしてください。痛みを感じにくい、楽な姿勢をとり、じっとしていてください。大抵の場合、しばらくすると痛みは軽減していきます。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰椎の神経を圧迫する症状を持っている方の場合、圧迫された神経の周辺では常に炎症が発生しやすい状態になっています。炎症が起きると近くの神経が興奮し、ちょっとした動作や刺激でも痛みを感じやすくなってしまうのです。
一度神経が興奮してしまうとなかなかおさまりません。感覚過敏は座骨神経痛の厄介な症状の一つなのです。
こんな時に無理をして動くと症状が悪化していく危険性大です。ゆっくりと痛みが治まるのを待ち、それからゆるゆると無理のないように動いてください。
筋力が落ちるから、と無理して運動しようとする方もいますが、それでは症状が悪化するばかりです。体を鍛えるのは症状が治まってからで大丈夫です。まずは症状が落ち着くのを待ってください。
ただし、しばらくたっても痛みが治まらない、ひどくなるような場合は迷わず医療機関を受診しましょう。
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